2004年04月18日
Yahoo! Search から"アフィリエイトサイト"と判断されないためには?
米Yahoo! Search がアフィリエイトサイトを削除しているというニュースは先日からお伝えしています。ところで、同じアフィリエイトサイトでも削除されているものと削除されていないものがあります。Yahoo! Search はどういう方針なのか?
この件に関しておさらいをしておくと、Yahoo! はアフィリエイトサイト(またはアフィリエイトショッピングモール)をインデックスから排除する意図を持っているわけではありません。検索エンジンを利用するユーザーの視点から見て、オリジナル性が認められないサイトを削除しています。
”オリジナル性がないもの”ここがポイントです。アフィリエイトサイトを作ろうとした時、どうしても(簡単にお金稼ぎたいですから)アフィリエイトプロバイダーから適当なバナー広告と説明文を持ってきて、ペタペタとサイトに貼り付けていきます。しかし、他のユーザーも同じようなことをしていますから結果的に質的に全く同様のサイトができあがってしまいます。ここで「重複した、オリジナル性のないサイト」ができあがりますから、それをインデックスに含みたくない Yahoo! は削除するわけです。
つまり、Yahoo! からアフィリエイトサイトとみなされずにインデックスに掲載してもらえるためにはどうすれば良いかというと
- オリジナルコンテンツを掲載すること
- アフィリエイトコンテンツ(=アフィリエイトプログラムから持ってきたコンテンツ)とオリジナルコンテンツの割合を調整する。つまりオリジナルコンテンツの割合を増やす
- 無関係なアフィリエイトリンクを一色単に並べない
- 過度に他サイトへのリンク(アフィリエイトリンク含む)を張らない
といったルールを守ることで、Yahoo! Search からアフィリエイトサイトとみなされる
リスクを減らすことが出来ます。
なお、"過度なリンクの数"とは具体的にいくつか、あるいはオリジナル/アフィリエイトコンテンツの適切な割合などについては「適正値などない」(Yahoo!関係者)です。自分がユーザーの立場にたってサイトを見たときに、それが有益だと判断できるようなものにしておけばよいでしょう。